2017年06月28日(水)

セッションレポート「全部見せます!他社と差がつくGMOの国産クラウド~ビジネスを拡大するクラウドプラットフォームの全て」 | GMOホスコンレポート

den

こんにちは。GMOクラウドのでんです。

こちらでは、セッションの内容を具体的に紹介していきます。最後までお付き合いいただけますと幸いです。

 

はじめのセッションでは、GMOインターネットのクラウド事業部 第1法人営業チームマネージャーの刀根より『SIビジネスの可能性を広げる、GMOの次世代クラウド戦略とは』について紹介。

GMOインターネットでは昨年、多様化するお客様のビジネスニーズに応じたITソリューションをワンストップでご用意するサービス「Z.com Cloud 」が登場した。

業界で注目されている、他の企業さまと新たなビジネスを創出する「オープン・イノベーション」の考えが、Z.com Cloudリリースに多く影響したという。
GMOインターネットはこれまでもレンタルサーバーやVPS、ゲーム業界に特化したクラウドを提供してきたが、多様な企業間による新規ビジネス創出や大規模な基幹システムのクラウド化のニーズが増えていく中で、ビジネス向けのクラウドが必要不可欠と考えたそうだ。

 

「Z.com Cloud」では「パブリッククラウド」「プライベートクラウドホスティング」「販売課金プラットフォーム」「Z.com office365」「ブロックチェーン(β版)」の5つのプロダクトを展開しており、お客さまが求める様々な要件を満たすプラットフォームをワンストップで提供することができるのが特長であるという。

Z.com Cloudのパブリッククラウドは、「信頼性」×「高性能」×「柔軟性」を兼ね備えており、ネットワークに関しては、SINET5 との接続および、Z.com Cloud 内のプライベートネットワーク接続は共に10Gbps(ベストエフォート)で広帯域を提供している。

パブリッククラウドで10Gbps(ベストエフォート)の広帯域提供は、国内初であり、注目を集める理由の一つでもある。

 

オンプレミスからクラウド化をするうえで、プライベートクラウドの需要がますます増えてきている。しかし、自社でプライベートクラウド化を進める際には、設備投資が必要なため、投資リスクが高く初期導入費障壁が高いといった課題も多いという。そこで、Z.com Cloudの「プライベートクラウドホスティング」はホスティング感覚で手軽に利用できるプライベートクラウドとして注目を集めている。初期の設備投資(初期費用)が発生しない料金体系で、Z.com Cloudの機能をそのまま利用することができるため、低コスト・短期間でプライベートクラウドの導入が実現することが特長としてあげられる。

 

また、業務の効率化に欠かせないクラウドERPの需要も高まっており、ERPのなかでも販売管理に期待が集まっている。GMOインターネットでも基幹システムの効率化など、ERPに関するご相談を多くのお客さまからいただくようになったことから、自社で開発し既に運用実績のある販売管理システムをサービス化、販売課金プラットフォーム KaKing(カキング)としてリリースする予定だ。「KaKing」では、お問い合わせから、契約、請求、入金と一連の業務管理を一元管理でき、顧客情報や商品データ、売上データなどの管理や、月額・従量などの課金の仕組み、請求・入金管理など、お客様のサービスを「売る」ために必要な機能を”すべて”提供できるという。

 

こうしたZ.com Cloudの強みを生かし、様々な企業と「次世代ビジネス」を目指していきたいと語った。

二つ目のセッションでは、GMOインターネットのパートナーであるNECネッツエスアイ株式会社のIoTビジネス推進室 事業戦略グループマネージャーの有川氏より「IoT時代に必要とされるIoTセキュリティ」についてご登壇いただいた。

 

多くのMVNOサービスがある中で、NECネッツエスアイ社では、法人向けのモバイルサービス「ネッツワイヤレス」に注力している。通常のモバイル回線は全てインターネットを介して通信が行われるが、法人向けのモバイルサービスでは、セキュリティ面を気にする企業は多い。

そのため、「ネッツワイヤレス」では、インターネットを介さない完全閉域網でのサービス提供を実現。多くの法人のお客さまの需要に応えている。

 

また、法人向けのモバイルサービスのもう一つの特徴として、個人利用とは異なり、予算や支払いニーズなど、お客さまが違えばフィットする販売プランも異なる点があげられる。

 

NECネッツエスアイ社では、お客さまのニーズに応えるため、お客さまに合った最適なプランを提供してきた。しかしその結果、今ではサービスプランが約1,300種類にまで増えてしまったそうだ。

プランが増えたことによって管理体制が追いつかなくなってしまったことが、サービスを提供する上での大きな課題になっていたという。

 

この課題を解決できるのがまさに先のセッションで取り上げられたGMOインターネットの販売課金システムプラットフォーム「KaKing」であり、このサービスが同じ悩みを持つSIer企業の課題を解決すると確信していると語った。

 

続いて三つ目のセッションでは、GMOクラウドの営業部 プリセールスグループ チーフの吉田より『SIerがGMOクラウドを選ぶ理由とは?~システム案件で使えるIaaSはこれだ!~』と題して発表した。

GMOクラウドでは、共用・専用のホスティングサービス、ハウジングサービスから、パブリック/プライベート等のクラウドサービスまで、様々なクラウド・ホスティングサービスを提供している。

 

従来これらのアウトソーシングサービスは、Webサイトやコーポレートサイトなどの利用が中心となっていた。しかし、現在では幅広い業種・業界で導入が進んでおり、それに伴ってシステム要件や構成も複雑になってきている。そのため、従来のオンプレミスの発想のままで利用する場合は、コストが上がってしまったり、求める性能に合わない構成になってしまうといった壁にぶつかってしまうと説明。

 

GMOクラウドのサービスは、同社が持つホスティング・クラウドなど様々なサービスを組み合わせることで、複雑な構成でも最適なインフラを選択できコストの最適化が可能になるという。

 

また、企業がクラウドを利用するにあたり、懸念点としてよくあがるのは、セキュリティに対する不安であると説明したうえで、GMOクラウドでは、セキュリティを専門とするパートナー企業とパートナシップを結ぶことで多くのセキュリティ対策サービスをワンストップで展開していると紹介した。

さらに、SIerに多くのメリットをもたらすGMOクラウドのパートナー制度 についても触れた。「再販に特化したセールスパートナー」「開発支援に特化したアプリケーションパートナー」「構築に特化したソリューションパートナー」の3種類からなるが、その中でもSIerに最適なアプリケーションパートナーに焦点をあて紹介した。

アプリケーションパートナーは、GMOクラウドによる「開発支援」と「運用支援」が受けられる。「開発支援」では、サービスの開発期間中にIaaSを無償で提供し、さらにGMOクラウドの技術者による技術支援を受けることができる。サービスインしてからも、IaaSは特別価格で利用することができるため、圧倒的なコストカットが可能である。

さらに「運用支援」では、一次請けのサポート窓口を設置する事で、サポート時の負荷軽減につながることはもちろん、ケースによってはSIerが開発・販売を行うシステムの拡販の協力を行うことも可能と説明した。

 

つまり、GMOクラウドのパートナー制度を活用することによって、開発・ランニングコストの圧縮・短時間でサービスローンチが可能になるだけでなく、サービス運用・保守サポートの工数削減、さらには販売協力といった多角的な支援が実現可能となる。

 

GMOクラウドでは、お客様へのより良いサービスの提供はもちろん、SIerとの関係性を強化していくことで、幅広くお客様のニーズや課題を解決できるサービス開発を進めていくことを目指しており、SIerをはじめとするパートナー企業との関係性をさらに高めるため、今後とも様々な施策を検討していきたい、と強調した。

 

四つ目のセッションでは、GMOクラウドのパートナーである株式会社アールワークスの取締役 佐藤氏より『システム担当者のお悩み解消!クラウド活用で実現するスマートな24時間365日のシステム運用』についてご登壇いただいた。

アールワークス社は、企業が保有するサーバやネットワークの運用・監視・保守などを請け負っているMSP(Management Services Provider)事業をメインとしている企業である。

 

「世の中のシステム運用から決まった手順だけを実施する”オペレーター”をなくしていきたい」という信念をもとにサービスを展開している。主にシステムの監視・運用に注力しており、自社の運用・監視の仕組みをサービス化した「Pandora FMS Enterprise 」の提供も行なっている。

 

この統合システム監視ツール「Pandora FMS Enterprise」をGMOクラウド社のパブリッククラウドALTUSと連携したことで、ALTUSでは「インスタンスのオートスケール」「障害時の自動対応」「構成変更の自動実施」「インスタンスの自動デプロイ」など新たな監視機能が利用できるようになった。

開発期間中はALTUSのテスト環境を無償利用できたため、インフラコストを掛けずにサービスの強化ができ、コストメリットも大きかったという。

 

そして、アールワークス社では監視の仕組みに標準でALTUSとの連携が可能という付加価値を生み出すだけではなく、GMOクラウド経由でのIaaSを前提としたさまざまなシステム監視・運用案件の受注拡大を実現した。GMOクラウドでは、IaaSを提案するだけではなく、運用も提供可能となったことで、お客様への提案力が向上した。

 

また、両社だけでなくお客様にとっても自動化でシステム運用コストや手間の削減を実現するため、パートナーシップにより、お客様も含めた3社間のWin-Winの関係が実現したと強調した。

最後のトークセッションでは、週刊BCN編集委員の⾕畑良胤⽒をモデレーターに迎え、四つのセッションの各登壇者に対して「新しいビジネスを指向するSIerは、なぜGMOインターネットグループのクラウドサービスを選んだのか?」をテーマに、各社で本⾳を⾚裸々に語り合った。
トークセッションの様子は、クラウドWatchに掲載されています。
詳細は下記よりご覧ください。
(http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/event/1065736.html)